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リアスは頷いた。
「では、付いてきてください。」
受付の女性は隅にある扉から外に出て来た。
「はい。」
リアスは返事をして後を付いていった。
高校内に入り歩くこと十数分後、いまだに目的の部屋には到着していない。
(広すぎだろ。)
リアスが内心そう非難していると豪華な扉が見えてきた。
女性はその前に止まりリアスもその後ろに止まる。
コンコンコン
女性が扉をノックするとすぐに返事が返ってきた。
「どうぞ。」
女性はドアノブに手をかけ扉を開く。
「失礼します。」
リアスも女性に習った。
「失礼します。」
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