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二人は見た、あの蛇のような生き物が砂場に居るのを。
しんや「えーと、昨日のヤツまだ居るね。」しゅう「どうやら、夢じゃないみたいだな。」
しんや「どうする?」しゅう「う~ん観察でもする?」
しんや「それもいいけど、あいつをどこかで見たことあるような。」
しゅう「あっもしかして!!ツチノコ?」
しんや「なるほど確かに似てる気がする。」ツチノコ?「なんじゃお主らまた来たのか。」
しんや「ええっとまあ。」
ツチノコ?「それにしても人間とまともに会話するのは何百年ぶりかのお。」
しゅう「何百年?お前は一体何者何だ?てか日本語話してるし。」しんや「まあまあ、とりあえず落ち着こうよ。ところで質問をしても良いですか?」
ツチノコ?「ん、まあわしの話しをしっかり聞くのならばな。」
しんや「はい。それじゃ先ず一つあなたは何という生物ですか?」ツチノコ?「わしの名か?人は似た種族のことをツチノコと呼ぶ変なやつもおるが、これでも土地神が一種、土魂という。」
しんや&しゅう「……」
しんや「え、えー神様なんですか?」
しゅう「大変失礼しました。」
土魂「まあ良い。それよりもここにあった祠を知らんか?」
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