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「取り押さえられろ!」
兵士達が一斉に辺りを取り囲む―
「近づくな――」
ザハクが叫ぶ――
と、刀で、船底である鉄板を斬り、落とす
リウスは気絶したままだった
「なにをしてるんですか、ザハクさん、族を逃がすなんて」
「あいつはまだガキだ」
すると、うしろから…
「ハッハッハッハ、君の優しさはいずれ身を滅ぼす…」
桐原だ
「フンッ」
落ちていく鉄板の上でリウスは目を覚ます―
「イタッ、テメェ!って、アリ?」
空中であることにきずく――
「ナッ!?」
海に落ちた―
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