~第四章~ 失態

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「取り押さえられろ!」 兵士達が一斉に辺りを取り囲む― 「近づくな――」 ザハクが叫ぶ―― と、刀で、船底である鉄板を斬り、落とす リウスは気絶したままだった 「なにをしてるんですか、ザハクさん、族を逃がすなんて」 「あいつはまだガキだ」 すると、うしろから… 「ハッハッハッハ、君の優しさはいずれ身を滅ぼす…」 桐原だ 「フンッ」 落ちていく鉄板の上でリウスは目を覚ます― 「イタッ、テメェ!って、アリ?」 空中であることにきずく―― 「ナッ!?」 海に落ちた―
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