『世界の変わった時』

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おっと次の授業が始まる。 俺の紹介はそんなもんだな。 また今度会った時に話してやるよ。 じゃあな。 ――――――――――――――――――― さて 学校終わったし帰るか。 『ただいま。』 『おかえりー。』 ん?誰だ? こんな早い時間に帰ってくる奴なんていないはず・・・。 『学校疲れたでしょ?さぁ!私の膝の上でお休みなさい!』 『…なんでお前はここにいる。』 『なっはっは!あまいぞゆーと!このワタシはドコでもいけるドアを持っているのだぞ!』 『ンなわけねぇだろ!今日はおじさんおばさんは旅行に行ってんだよ! どうやって家に入った!!』 『これなーんだ?』 ん?コレは…… 『か…カギだと。』 『残念ながらカギをもらっていました♪てへ♪』 『うるせぇ! 勝手に人の家に入ってくんな! しかもお菓子を食い荒らすな!』 『え~。いいじゃん別に~♪』 このクソ野郎の名前は〈亜桜 潤奈〉 あさくら じゅんな。 この家に来たときに隣の家にいた女だ。 年は同い年で 俺がこの家に来る前から よく勝手に入って 来ていたらしい。 この家の人はコイツを娘のように思って、よくお菓子をあげていたみたいなのだ。
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