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『どうしたのお兄ちゃん?潤奈何してるの?』
『おっ帰ってきたのか優愛!?おかえり!!?』
『優愛~アナタのお兄様が汚い手で私にあーんなコトやこーんなコトをさせようと…!?キャー近寄らないで~!?』
『…てめえ。勘違いを招くような言い方をすんじゃねぇ!』
『ダメだよ~。潤奈をイジメたら~!』
『あぁ!私の安らげる場所は優愛のムネの中しかないようね!』
とう!!といいながら潤奈は優愛のトコに飛んでいった。
優愛は苦笑しながらそれを受けとめるか迷った顔をしていたが、潤奈が色んな欲望を顔面に出していたので横に避けることにしたようだ。
我ながらできた妹を持って本当に幸せだ。
『ふべらッ!!!』
あーあ壁にぶつかった。助けるのも後々大変になりそうだし…やめておこう。
『だっ大丈夫!!どうしよう私のせいだ!』
『心配すんな。潤奈だったら大丈夫だろう。もうそろそろ夕飯の時間だから、用意しとこーな。』
優愛は心配そうだったが潤奈が起きて大丈夫、と手で合図したので頷いてくれた。
それからは三人で夕飯の用意をしていると電話がかかってきた。出てみるとおじさんおばさんからで、旅行に行ってるから帰れな~い、とのコトだった。仕方ないので潤奈も夕飯に招いて、三人で食べた。
その後喋って、笑って、寝た。その時に布団にニヤニヤしながら潤奈が入ってこようとしたので、なんとか阻止した。
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