出会い

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去年の夏祭り 『相変わらず田舎は出店が少ないねぇ』 まおが言った 『まぁいたしかたないでしょ!』 確かに出店が少ない なのになぜか人は多い この田舎は観光客が多かった 夜になると空にはいっぱいの星が見えるからだ それがとても綺麗で ずっと見ていると吸い込まれそうになる 『ねぇねぇ!』 まおが不思議な顔をして言った 『あそこにいる背高い男の人!さっきからキョロキョロしてるけど,なんか怪しくない?』 まおが指を向けた場所には今にも泣き出しそうな顔をした男がいた 『迷子にでもなったんじゃない?』 『なんか気味悪い!あっち行こ!』 まおが私の手を引いた でも私は気になってた ふと見ると その人はしゃがみ込んでいた 『まおごめん!ちょっと待ってて!』 まおの手をはらい,その人のもとに私は走った
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