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なんだかとっても疲れた…
腕の時計を見ると、仕事上がりの時間だった。
いつもなら残って仕事をこなして帰るけど…
モデルも見つかったし、特集の話は大方出来上がった。
森田君の件を編集長に伝えて、今日は直ぐに帰宅することにする。
電車を降りる頃にはまた雨が降りだしていた。
スーツが濡れるのも気にせず、速足でマンションまでの道を進む。
今年の頭に購入した一室。
7階であり、見晴らしのよさ、部屋の広さが気に入った。
誰にも邪魔をされずに、仕事に集中したかったから、一人暮らしを決めたのだが…
「おかえり~♪」
すっかり妹たちの下校中の休息所化している…
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