桃太郎誕生

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    そして夕方。 芝刈りを済ませたおじいさんが 何かを腹に隠しながら 家に入ってきます。 おばあさんは おじいさんに気付かず 大きな包丁を研いでいました。 おじいさんは おばあさんにばれないように こっそり寝室へと入りました。 するとなんとも巨大な桃が どっかりと置いてあるでは ありませんか! 「なんじゃこれはぁぁぁあ!!」 驚いたおじいさんは 尻餅をついてしまいました。 「ど、どうしたじいさん!!」 「ばばばあさん どうしてこんなに大きな ももももももももが!!」 「じいさん… 一体何をしとるんじゃ?」 「へっ?」 「どうして私の 下着を頭に被ってるんですか?」 なんと おじいさんが隠していたものは おばあさんのパンツでした。 尻餅をついた拍子に 宙を舞ったパンツが 頭に乗っていたのです。    
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