消えてゆくもの

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    九つ上の彼氏も ニ週間で終わった あいつと結ばれないのならば 誰を好きになっても同じだと思った 私は体だけあればいい 心はあの時のままなのだから 私は快楽に溺れた 付き合っては 行為をして 別れ 見知らぬ他人と行為をし あいつのことを 考えないようにした 常に気持ちはあいつだった 一人になるのが怖かった あいつへの気持ちが 膨らんでいくばかりで それをかき消すのに 必死だった    
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