2学期~体育館の裏って言ったらタバコか告白だろ?~

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  「あっ…………」 歓声に包まれる中、突然ふらついた電波(?)が京介さんの背中にしがみつきました。 いつもの腐れからは想像できないくらい、それはもう儚げに。 「こんな事で長居しすぎだ深月!あんまり……無理すんなよ?」 京介さんが振り返り、その今にも崩れてしまいそうな身体をそっと支えました。 てか深月って誰ですか? 私をのけ者にしないでください! 何でナレーションの私がわからない事があるんですか!? 何だかいつもの電波テンション並に不愉快です! 「ごめんなさい京介……少し、休みますね?睦月‘達’の事、よろしくお願いします……」 達ぃぃぃいぃぃぃぃぃッ!! ここへ来ての達発言!? もう何が何だかです!! と、作者の‘’を無駄にするツッコミ失礼しました。 「大丈夫、あいつらはお前より全然つえーから……安心して寝てろ?」 腕の中でぐったりする電波の背中を優しくポンポンすると、安心したように微笑み意識を失いました。 「……めんどくせぇなぁ」 一気に重みを増した電2を抱き上げ、学園の医務室へ足を向ける京介さん。 こうして、たくさんの謎を残したある意味波乱の死合が、幕を下ろしました。
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