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「あんまりくっつかないでくれますくわぁぁぁぁあぁぁぁッ!!!」
大型バイクで疾走中の京介さん。
戦闘前から骨が折れそうな音を響かせております。
「放したら落ちるだろwwwwまだ18そこらのか弱い娘に死ねとwwwww」
貴女は死なないわ……
私は守らないけど。
「あ○なみぃぃぃぃいぃぃぃwww」
「誰だよ!!?」
今回は何とか京介さんの肋骨が粉砕される前に現地に到着いたしました。
戦闘前に使い物にならなくて何よりです。
「久しぶりの実戦……ウズウズするぜ」
「15年ぶりだなwwww」
いいえ、1週間ぶりです。
「おやおやwwwwwあんな所に腐太郎がおるではないかwwwww少しからかってやりましょうwwwwwwwww」
電波ったら玩具を見つけた子供のように目をキラキラとさせています。
本当に性悪ですこいつ。
「止めとけ……」
おや?
京介さんたら腐太郎に気を遣ってらっしゃりますの?
『うぇwwうぇww怒られたwww』
電波の崩壊が進んでるように感じるのは私だけでしょうか?
泣き真似をしている電波を残して京介さんが一人、腐太郎へ向かいます。
「高岡!ちょっと面貸せ!」
「はぁ?」
嫌々ながらも振り向いてくれる意外と優しい腐太郎です。
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