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禁獣が灰となって消え、中から腐太郎が転がって来ました。
一応身体は無傷みたいですね?
まぁ、さすがは電3の実力というところでしょうか。
「いっちょ上がりぃッ!!特別昇給!ボーナス確定ぇぇぇえぇッ!!」
「だらっしゃぁぁぁあぁwwww今夜は宴じゃwwwwww祭じゃwww」
え?あれ?腐太郎を助けるためにシリアスモードまで使って頑張ったんじゃないんですか?
「んなわけねぇだろバーロwww」
「終刀使うとしばらくは村正の実体化できなくなっちゃうんだわー、だからカス一人助けるためにわざわざ終刀まで使わねぇよ?」
やはりただの鬼畜外道ですねこいつら。
「禁獣倒しただけで軽く三桁はいくだろ?んで中の奴まで助けたとなりゃ……ウハ!これくらいは行きますぜ姐御?」
京介さんが電卓を叩きながら指を三本立てます。
三万円くらいですか??
「三百マソwwww」
あの、ぜひ私めにもおこぼれを……
「長峰?飴ちゃんをくれてやりなさい」
「アイサーwww」
あ、ありがとうございます……
あえての塩飴チョイスに追求はしません。
「さてと、敵も片付いてる事だし、学園に帰りますか?」
周りを見れば、二人の闘いに巻き込まれた死体が山のように転がっています。
まぁ仲間の死体が一つも無いのが唯一の救いですね。
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