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あれから8年の歳月が経ち、麗と蘭は15歳になっていた。
そして今は高等学園の入学式の一週間前である。
※高等学園とは機械世界の高校と同じようなもの。但し、魔法世界では高等学園と中等部と小等部に入る事を義務付けられている。
何故、学園や部とが別れているのかは後のページで。
~須藤家~
今、家で寛(くつろ)いでいる男女がいた。
その男女の特徴は、一言で言うと女性が綺麗で男性が暗いである。
??「麗、早く行こう」
今、綺麗な女性がそう言った。
麗「えぇ、面倒だよ、蘭が一人で行ったら?」
どうやら綺麗な女性が蘭、暗いな男性が麗のようだ。
蘭「昨日一緒に行ってくれるって言ったじゃん!!」
麗は蘭の言葉を聞くと、少し笑い、頭を掻きながら言った。
麗「あのなぁ、あれはうs…
蘭「嘘なの?」ウルウル
麗「……はぁ~、嘘じゃないよ、じゃあ行こうか」
蘭は麗の言葉を遮り、上目遣い×涙目という必殺技を使ってきた。
麗は少し罪悪感が出て、嘘か嘘じゃ無いかは定かではないがつい行くと言ってしまった。
蘭「やった、さぁ早く早く」
蘭は先ほどまでの涙はなかったかの様に笑顔で言った。
麗「はぁ、またミスった~!!」
それを麗が見ると、頭抱え落ち込んだ。
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