第 五 章

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「バンドはどう?」 「絶好調! と言いたいとこだけど、まぁボチボチ。歌う人がいないからねぇ」 あたしが無言になると、竜之介は笑った。 「でも、アキがまたなんかコネを使ってライブハウスのライブに出させてもらうことになったんだ」 「……凄いじゃん!」 「まぁね。本当アイツの人脈怖いよ」 「……本当だね」 二人、笑い合うの、いつぶりだろう? ……何にも無かったみたいに、ただ、普通の会話をした。  
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