-プロローグ-

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目が見えないのに、足音で誰だかすぐに解ってた。   洗濯物も綺麗に一人一人に振り分けてたたんだりしてくれた…。   私の服をたたみながら…   『拓ちゃんもこんなに大  きくなったんだね~』   て呟いてた…。   彼女が本当のおばぁちゃんだったらなって思ってた。  『ありがとう』が口癖。   もっと長く いてほしかった…。   私は今…。   今こそ…   あなたと話がしたい…。
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