『絶望感』

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その頃、私は意識して…   ちぃばぁちゃんの手を握って話し掛けるようにしていた…。   そうすると凄く喜ぶから…    手を私の体にあてて…   私はこんなに大きくなったよって…   もっと大きくなるから… 長生きしてよ!って…   ちぃばぁちゃんにいつも 話しかけてた…。   だから…         『死にたい…』   なんて…   もう言わないでよ…   ちぃばぁちゃん…。
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