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しかし次の瞬間、ムサシの言葉に打ちのめされる。
「その格好でか？ 自主的に羞恥プレイでもするつもりか」
「う……」
そうだった。ブラウスや下着やらはドラム式洗濯乾燥機に放り込まれて回っているし、制服もバスルームで乾燥にかけられている。
ダボダボの白いバスローブの下は何もつけていないのだ。いくらなんでも、これじゃ外へは出られない。
「いい加減、諦めろ。今なら超絶技巧で天国に直行させてやるぞ？」
わきゃわきゃと動かされる、節くれだった長い指。
じょ、冗談じゃない。天国どころか地獄に突き落とされそうなんだけど。
「お断りします！」
「残念だ。だが、それがいい」
「は？」
「すぐにひれ伏されてもつまらないからな」
ああ……めまいがしてきた……。
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