デルタ地帯

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「あ…天ちゃんお帰り!ようやく帰ってきたー!」 「やっと、帰って来たの?もうちょっと早く帰って来なさいよ!」 俺が帰って来たのに気づいたようで、股開く乙女達はそれぞれリアクションを取ってくれた。 それでも、俺は口をあんぐりさせて、事態の収集に気を集中させる。 いったいこれは、何の遊びなのだろうか? 俺は、数あるメジャーな遊びの中から検索をかけ始めていた。 だが、見つからない…。 そもそも、こんな奇妙な遊びは見たことも聞いたこともない。 だから、引っかからないのは当然だった。 夢はともかく、キセラはこういうことしない娘なので、謎は深まるばかり…。 よく見ると、キセラの頬が上気しているのがわかる。 そこに何か意味があるのはわかるのだが…はて、何だろう?
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