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ジイ「話しは多少長くなるがしかと忘れずに聞くのじゃぞタカアキ!」
アキ「うっうん…、わかった」
ジイちゃんは話を始めた
ジイ「この林家は代々男児に生まれてくる子供にだけ不思議な力が現れ続けた一族なんじゃ!」
アキ「……………」
更に話しは続き
ジイ「いつの時代の代物なのか、このワシにもわからんが、遠い昔の御先祖様が残したとされる書物が我一族に伝えられて儂の元に有る。それには古(いにしえ)の時代から存在している一族達と力、支配者を決める戦がことの始まりなのだとこの書物に書いてるのじゃが。そんな昔なら、今の日本なぞ存在してる訳もない、大陸すらまだ分裂もせず一つの大陸だったはずじゃ!いやっ地球が生れた頃かもしれん…判らんが人が存在して居る筈が無い時代じゃ。
なのに何故か書物には儂達にも読める日本の言葉で文字が書いてある…全くワシの父や祖父も解らないと言っておったが。誰が書いたのかは勿論聞くまでも無く判っておらん」
………ポカーン…
アキ「ジイちゃんがボケちまった……」
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