第9章

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私達は砂浜を手を繋いで歩く。 『このままでいいの?』 心の中の私が囁く。 私は必死に考えを打ち消した。 幸せになりたい。 もうこれ以上、私を壊したくない。 海斗なら、幸せになれる。 でも、私は気付いてなかった。 しばらく後に自分が海斗を深く傷つけることになるなんて。 その時の私は全く考えていなかった。
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