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私は海斗に詰め寄ると怒鳴った。
「海斗!ひどいよ!いきなり殴るなんて!」
海斗の表情が変わる。
「…酷いのはどっちだよ!」
私はいきなりベッドに押し倒された。
上に海斗がのし掛かってくる。
「嫌!海斗やめて!」
海斗は私の首筋に激しく口づけてきた。
私は抵抗しようと、試みるが全く動かない。
海斗は、私の両手を押さえ込み、激しいキスで唇を塞ぐ。
いつもの海斗はどこにもいない。
怒ってる、海斗。
私のせいだ。
私が、思わせ振りな態度を取ってたから。
怒るのは当たり前だ。
これは、私の罪だ。
和人のかわりを海斗に求めた私の罪だ。
私の胸元に触れようとした海斗がふと手を止める。
「優花…」
私は、静かに泣いていた。
怖いからとか嫌だからとか、そんなんじゃない。
ただ、泣く事しか出来ずにいた。
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