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まぶしい朝日が部屋を照らす。
私は自分の部屋で目を覚ました。
あれから3日。
和人は、あの後すぐに別れた。
実は仕事の商談の為にあのレストランにいたのだと言う。
相手の人、帰ってきた和人を見てびっくりしただろうな。
頬に殴られた跡があるんだから。
『しばらく、出張でいないんだ。帰ったらちゃんと話をしよう』
今日は和人が帰る日だ。
私はある決心を固めていた。
それは私の事をちゃんと話す事。
素の私のまま。
本当は、高校生だって。
本当は少し怖い。
でも、話さなきゃ前には進めないんだ。
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