第7章

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あれから、3日。 どうなったのか海斗からは連絡はない。 連絡がないと言うことは大丈夫だったのかな? 私はそう思うことにした。 そんな事を考えてると、携帯がなった。 私は携帯を開く。 ママからだ。 『優花ちゃん、日曜日暇?』 「別に予定はないですけど、なんでですか?」 『和人さんが、こないだ悪い事をしちゃったからお詫びにどこか連れていきたいって。どうする?』 「行きます!」 私は即答で答えた。 『1日契約って事なんだけど大丈夫?』 「平気です。日曜日だし」 『そう、店は早く開けておくから。宜しくね』 電話を切った後に、私は嬉しくてベッドに倒れ込んだ。 日曜日が待ち遠しい。 高揚する気持ちを押さえきれず、クッションに顔を埋めたまま私は笑った。
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