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「でも、正直さ」
髪をとかしながら海斗が言う。
「最近のお前、変わって来たからさ。別にいけんじゃね?」
そんな事して、学校にでもバレたら大変だ。
それに、和人は私が高校生だって知らない。
知ったらどんな顔をするだろう。
なにしろ、一回りも違うのだから。
もう、こんな風に誘ってくれなくなるかも。
「バレたら、辞めなきゃいけないもの。だからちゃんとして」
私の愚痴に、海斗は面倒くさげに「はいはい」と答えた。
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