第8章

8/19
前へ
/204ページ
次へ
「実はさ」 休憩していた時、和人が声をあげた。 「もうひとつ、ついてきて欲しい所があるんだ」 「え?」 「構わない?」 真剣な表情で私の顔を覗きこむ。 なんだろう。 訳がわからないまま、私は頷く。 「よし、じゃあ行こう」 和人が私を促した。 一体どこなんだろ。 不思議に思いながらも私達は動物園を後にした。
/204ページ

最初のコメントを投稿しよう!

46983人が本棚に入れています
本棚に追加