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そこには、色んな種族の魔人たちがいた。
一番目立つのは、獣人の耳と尻尾だ。
ショウ「初めまして。転向して来たショウです。よろしくお願いします。」
ショウはニコッと笑ったが、誰も反応しない。
エデン「席はあそこだからな。」
そう言ったエデンは一つだけ空いている席を指差す。
ショウはそこまで歩いて席に付く。
エデン「じゃあ、HRを終わる。授業に遅れんなよ。」
そう言ったエデンはニカッと笑って教室を出て行った。
エデンが教室を出ると、生徒たちは席を立ち上がり、仲のいい人同士で話し合っている。
どうしようかな・・・?
?「おい・・・」
ショウが悩んでいると、隣の人が話し掛けて来た。
ショウ「何か?」
ショウは頭を傾けて聞いた。
?「俺の名前はリツだ。よろしく。」
そう言ったリツはニヤリと笑って手を差し伸べる。
ショウ「よろしくね。」
差し出された手を握りながらニコッと笑うショウ・・・
ふとリツの前を見ると、一人の獣人が席を立ち、教室を出る。
それを、数人の人がニヤリと笑い、獣人の後を追う。
ショウ「僕、ちょっと手洗いに行って来るね。」
怪しい笑いに反応したショウはリツと握手した後にニコッと笑って席を立ち、教室を出て行った生徒の後を追う。
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