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ショウ「どこって・・・魔物が出た所だけど?」
それがどうかしたかと言わんばかりの瞳を向けるショウ・・・
?「じゃぁ、俺に乗って行けよ。」
そう言った生徒はブツブツと何か言った後、体が光り出したかと思えばポンッと可愛らしい音をたてた。
煙で生徒の姿が見えないショウは煙が消えるまで待つ。
しばらくして、煙が無くなったかと思えば、目の前には大きな狼がいた。
ショウ「・・・・・・」
ショウはあまりの驚きに声が出ない。
?『何をボッとしてるんだ?早く魔物の所に行かないといけないんじゃないのか?』
生徒の言葉でハッとしたショウは狼の姿になった生徒に乗る。
?『しっかり捕まってろよ。』
ショウが乗ったのを確認した生徒とは走り出す。
?『俺の名前はリクって言うんだ。あんたは?』
走りながら自己紹介したリクはショウに訪ねる。
ショウ「僕はショウって言うの!!」
物凄い勢いで走っているため、風の抵抗を耐えながら答えるショウ・・・
リク『ショウか・・・さっきはありがとうな!!俺一人じゃ対処出来なかったよ。』
リクはショウの名前を聞いた後、先程助けられた事にお礼を言う。
ショウ「あんなの、当たり前でしょ!!」
風が強いのか、眉間にシワを寄せながら言うショウ・・・
ショウ「って言うか、何で変身出来るの!?」
リクが変身した事に疑問を感じたのか、風に耐えながら聞いた。
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