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何とかショウとリクは授業に間に合った。
リツ「大丈夫か?」
リツはショウに抱えられて来たリクを心配して聞いた。
リク「大・・・丈夫・・・」
リクはショウに抱えられた事がショックなのか、ガックリとしている。
ショウ「仕方ないでしょ?遅刻したらエデン先生が怒るんだから。」
ショウは屈んでリクの顔色を伺いながら言う。
リク「だかって、お姫様抱っこはないだろ!?」
そう・・・リクは抱えられたのはいいが、お姫様抱っこだったので落ち込んでいる。
リツ「まぁ、確かに野郎の腕に抱かれるのは嫌だな。」
リツはリクの意見に賛成なのか、腕を組んで頷いている。
ショウ「俵担ぎよりかはまだマシだと思うんだけど・・・」
やっぱり嫌だったと言わんばかりの瞳をするショウ・・・
リク「うっ・・・////わかったよ!!その・・・ありがとうな。」
そんな瞳で見つめられたリクは堪らなくなって運んでくれた事にお礼を言う。
ショウ「どうもいたしまして。」
ニコッと笑うショウ・・・
二人の間に妙な空気が流れる。
エデン「よーしっ!!授業を始めるぞ!!」
そんな二人の空気をぶち壊すように現れたエデンはわぁはっはっと笑っている。
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