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リツ「だから、俺たち魔族は魔族どうしで戦わなければならない。別にそういうルールは無いが、俺はまた同じ過ちを犯したく無いんでね・・・それはお前だって一緒だろ?」
リク「・・・・・・」
リツの問い掛けに黙るしか出来ないリク・・・
リク「わかったよ・・・でも、本気は出すなよ?それこそ、周りに被害が出るんだからな!!」
そう言ったリクは臨時体制を取った。
リツ「そんな事はお前に言われなくてもわかっている!!」
そう言ったリツは足を踏み込んで暗器を投げる。
キィン!!キィン!!
それをナックラーで弾き飛ばしたリクは地面を強く蹴ってリツに攻撃を仕掛ける。
リクが蹴った地面は三メートルくらいのクーデターが出来ていた。
ガキィン!!
リツ「お前っ!!本当に手加減してるのか!?」
リツはリクの攻撃を受け止めた後、リクが蹴った地面を見た。
リク「すまん!!俺、手加減とか難しいんだよね。」
そう言ったリクはグググッと力を加える。
リツ「お前、そんなんでよく上級獣人とかなれたな!!」
リツはリクの加える力に対抗しながら言った。
リク「何で知ってるんだよ!?」
リクはリツが上級獣人だと知っている事に驚いて離れる。
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