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ショウ「それなら大丈夫です。ドラゴンは『白銀の天使』が倒しました。(まっ、自分が倒したんだけど・・・)」
内心思っている事は話さず、答えるショウ・・・
エデン「何!?『白銀の天使』が現れたのか!?」
何故か鼻息を荒くするエデン・・・
ショウ「いや・・・僕のペンダントが壊れて学園に送られる前に、白銀に揺れる髪にマントを羽織っていたんで『白銀の天使』だと思われるんですけど・・・」
鼻息が荒いエデンに若干引き気味のショウは自信無さそうに答える。
エデン「ふむ・・・なるほど・・・それなら安全だな!!何せ、白銀の髪にマントなら絶対に『白銀の天使』だ。ドラゴンなんて朝飯前だろう!!」
『白銀の天使』でない癖に、胸を張って言い張るエデン・・・
ショウ「・・・ですよねぇ・・・」
そんなエデンの態度に苦笑いを浮かべるショウ・・・
エデン「・・・さて、今日はもう帰っていいぞ。」
ショウ「わかりました。」
エデンに帰っていいと言われたショウは寮に向かう。
・・・明日、ギルドに行って情報を得るか・・・
どうしても今日の事が不自然だと思ったショウはそんな事を思いながら歩くのだった。
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