雄太

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「オッス!」 「おぉ、雄太。」 軽く挨拶して教室に向かう。 雄太は夢のことが引っ掛かっていた。 聞いてみるだけの価値はあるだろう。 「なぁ、将。一つ聞きてぇんだけど。」 「何だよ。」 「お前、俺に渡さなければならない物とか・・ある?」 「は?何言って・・・あっ!!!あるある!!」 将はゴソゴソと鞄の中から何かを捜し始めた。 「あった!!!ん。これ。」 将の手にあったのは・・・ 小さいピンクの箱。 「んだこれ?」 ソレを取って観察をする。 「ソレをさ・・・小林に渡して欲しいんだ。」 「小林・・・?おっお前まさか・・・!」 「うるせーッ!!さっさと行くぞッ!!!」 小林とはクラスで男子からの人気が凄い女子だ。 ははぁん。あいつ、告ろうとしてんだ。 まぁそんなことはどぉでも良い。 まさか本当に箱を貰うなんて・・・じゃッ・・・・!!! ・・・正夢だったのか・・・? じゃ、次は何だッ!!! なんだっけ・・・・ あぁッ思い出せねぇ・・・ うっ!!その前にトイレ・・
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