第1章

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シン『ふぅ…』 青年シンは、湖の水を飲み一息ついた。 シン『ポッケ村を出て2日間…ドンドルマはまだですか?』 レノ『シン、まだ着かないと思うぞ?』 背の大きな大人のレノが答える。 フラウ『まだ着かないの!?歩きっぱなしで疲れたわ…』 シンより少しばかり年上の女性フラウが首を突っ込む。 ヴァン『確かに歩きっぱなしだが、ドンドルマに早く着きたいだろう?』 レノより少し年下のヴァンが言う。 ヴァン『この山を越えれば見えるはずだ。それまでの辛抱だ』 山頂が見えない山を指差す。 シン『うっ…』 レノ『さぁ、この山を登りきろう!今日中にな』 フラウ『えー!…分かったわ。分かったわよ!早く行きましょ』 ヴァン『怒らせたな…。行くか』 シン『……』 4人は歩を進ませた。
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