夏空

forget me not

あれから2週間

今日はあいにくの雨

これからまた花屋に行く

『雨降ってるなら無理しなくていいのに…風邪引いちゃうよ?』

『大丈夫だよ。また明日な遊子!』

外は曇り空

雨はさっきよりも酷くて
手元に傘を持っていなかったので

走って行くことにした

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カランと店のドアが開く

『いらっしゃ…って一護!?ずぶ濡れではないか!』

『なんだよこれぐらいなんともないって。』

『今タオル持ってくるからそこに座っておれ!』

ルキアは急いでタオルを取りに行く

一護は濡れたYシャツを脱ぐ

『ほら、ここに座れ。』

『え!?』

『いいから!風邪引くぞ!?』

ルキアが一護の髪をタオルで拭き始める

そんな一護は硬直状態

何せよルキアが近い

ふんわりいい香りがしてくる

『なあ、ルキア。』

『ん?なんだ?』

『俺らいつのまに仲良くなったんだろうな…?』

『さぁな?』

クスっと笑いながら応えた

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