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「おっはよーうさぎちゃん!!」
「美奈子ちゃん!!」
只今の時刻、8時30分です…って、遅刻しちゃうじゃない!!急がなきゃあー
「うさぎちゃん、早く早く!!!!」
「あっ美奈子ちゃん待ってよー」
キーンコーンカーンコーン…
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「もう、美奈子ちゃん、うさぎちゃん遅いじゃないか。」
「ギリギリセーフっ☆」
「もうダメー…走れないよ…」
机の上に倒れたうさぎをまことと美奈子が取り囲んだ。
「それにしても、早いわねー…スターライツがキンモク星に帰ってもう1年たつのよね…」
「そうだね美奈子ちゃん…。」
「星野…大気さん…夜天君…火球皇女…皆元気かなぁ??」
その時、教室の扉があいて、先生が入ってきた。
「ほら、皆席につけー。
もうすぐ夏休みだからって浮かれるんじゃないぞ!!
っと、今日はなぁ、このクラスに転校生がきたんだ。」
そういって、先生が手招きすると、細身でキレイな顔立ちの男子生徒が入ってきた。
「エース!!!!!!」
(エースが何故!?)
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