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「みっ美奈子ちゃん??
どしたの??
美奈子ちゃんの知ってる人??」
「まさかっうさぎちゃん知らないのかい??」
「へっ??まこちゃん、教えてー」
「最上 アキト、皆よろしくね。
僕は、怪盗エースってドラマをやっていたんだよ。
よろしくね、月野うさぎさん、木野まことさん。
そして、久しぶり☆」
そういって、美奈子に彼は手を出した。
昔、まだセーラームーン達と出会う前に、確かに倒したはずのエースいや、ダンブライトが目の前にいる事実に驚きを隠せなかった。
「美奈子ちゃん??」
心配そうに顔を覗くうさぎによって我に返った美奈子は、曖昧に返事をして手を軽く握った。
すると、強く握り返され小さな声で(プリンセス・ヴィーナス)と囁かれた。
「愛野と知り合いのようだから、愛野の横に最上は座ってくれ。」
そういって、彼は前まで夜天がいた席に収まったのだった。
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放課後。
「美奈子ちゃん、かーえろ??」
「そうね、うさぎちゃん。」
帰り道、いつもより大人しい美奈子に、亜美は気付いていた。
(美奈子ちゃん…何かあったのかしら??)
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