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「それにしても、びーっくり!!!!」
「うさぎちゃん、何がびっくりなの??」
「今日、こっちのクラスに転校生がきたんだょ。」
転校生と聞いた瞬間、美奈子はドキっとした。
「うっうさぎちゃん、まこちゃん、亜美ちゃん。あたしちょっと学校に忘れ物したみたいだから、取りに行って来るねっアハ
先にクラウン行っててーすぐいくわ!!!!」
そう言うと、美奈子はきた道を走って戻っていった。
「あら、行っちゃった…
まぁいいか。
でね、亜美ちゃん!!
その転校生が、怪盗エースの」
「最上さん!!!!」
怪盗エースと聞いた瞬間、亜美は目を輝かせたのだった。
「あっ亜美ちゃん…」
びっくりするまことによって我に返った亜美は、顔を真っ赤にして、続きを言うように促す。
「で、そのエースと美奈子ちゃん知り合いなんだってー」
「でも、今日の美奈子ちゃんなんだか、最上さん見た後からぼーっとしたりしてるんだょ」
亜美はそれを聞いて、さっきの美奈子の行動の前の事も考えてまさかと思った。
「もしかして…エースは美奈子ちゃんと敵対関係にあった…とか??」
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