1・愛野美奈子

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「それにしても、びーっくり!!!!」 「うさぎちゃん、何がびっくりなの??」 「今日、こっちのクラスに転校生がきたんだょ。」 転校生と聞いた瞬間、美奈子はドキっとした。 「うっうさぎちゃん、まこちゃん、亜美ちゃん。あたしちょっと学校に忘れ物したみたいだから、取りに行って来るねっアハ 先にクラウン行っててーすぐいくわ!!!!」 そう言うと、美奈子はきた道を走って戻っていった。 「あら、行っちゃった… まぁいいか。 でね、亜美ちゃん!! その転校生が、怪盗エースの」 「最上さん!!!!」 怪盗エースと聞いた瞬間、亜美は目を輝かせたのだった。 「あっ亜美ちゃん…」 びっくりするまことによって我に返った亜美は、顔を真っ赤にして、続きを言うように促す。 「で、そのエースと美奈子ちゃん知り合いなんだってー」 「でも、今日の美奈子ちゃんなんだか、最上さん見た後からぼーっとしたりしてるんだょ」 亜美はそれを聞いて、さっきの美奈子の行動の前の事も考えてまさかと思った。 「もしかして…エースは美奈子ちゃんと敵対関係にあった…とか??」
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