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「美奈子ちゃん…大丈夫かしら??」
その時、パーラークラウンの扉が開いた。
「皆、おっまたせー☆
見て見てこれ!!!!」
美奈子は手に一枚の小さなポスターを皆に見せた。
『特別…ドラマ女優オーディション!!!?』
「あたし、それ受けようと思うんだけど…皆、応援してくれる??」
「勿論だよ美奈子ちゃん!!!!
絶対合格してね☆」
嬉しそうに会話をする美奈子、うさぎ、まことの横で、亜美とレイは話す。
「心配無いみたいね、亜美ちゃん」
「そうでも無いわ…レイちゃんそのポスターの共演者…」
(!!!!!!)
「エース!?」
その声を聞いた瞬間、一瞬だがビクっと反応してしまう。
「エースが審査員にもいるのよ…
ねっねぇ皆、あたしが受ける時、見に来て頂戴よ。
あたしの夢への第一歩の瞬間をね☆」
途中少し悲しそうな顔をした美奈子を皆はほっとけるはずも無く、5日後の土曜にあるオーディションへ皆で行く事を約束したのだった。
「ありがとう皆。」
「いいのよ美奈子ちゃん!!
それより、うさぎ??
衛さん夏休みに帰ってくるんでしょ??」
衛はスリーライツの帰った後、半年送れでアメリカへ行き、夏には1年がたち帰ってこれるのだ。
「うんっ!!!!
まもちゃんが、両親にも会いに来るの…また皆で一緒に遊びに行きたいね☆」
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