144人が本棚に入れています
本棚に追加
「うさぎちゃん…我慢しなくたっていいんだからね??」
「美奈子ちゃん…大丈夫、ちゃんと毎日手紙くるもんっ!!!!」
そんな会話をして、その日は解散した。
――――――――――
―――――
――
「ただいまー、アルテミス帰ってる??」
「おかえり、みな。」
アルテミスは最近なんだかソワソワと朝からどこかへ出掛けて行って、夜に帰ってくる。
「アルテミスーあんた最近いつも何してるのよ??
ルナが寂しがってるわよ??」
「あと少しの辛抱さ。」
アルテミスはそう言ってベッドへ入ってしまった。
美奈子は、アルテミスにエースの事を話したかったが、美奈子にも隠し事をするアルテミスには何も言いたくなくなってしまった。
「アルテミス、あたしお風呂入ってくるわ…」
振り返った時には、よほど何か疲れたのか、アルテミスはもう寝ていた。
「んもぅっアルテミスったら…」
頭の中は、エースが何故ここにいるのかでいっぱいだった。
「なんだか、胸騒ぎがするわね。」
――――――――――
―――――
――
火川神社
エースについてを火で占うレイ。
「エースからは、邪悪な影は出てこないわね…
でも、何か不吉な事がある…」
「レイさん…またそんなに真剣に…一体何を占ってるんですか…僕は力になれないんですか…」
最初のコメントを投稿しよう!