プロローグ

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いつの間にか私の番になっていたらしい。 男の名前は中村浩之。そう若くはないが30代半ばぐらいじゃないかと思う。 頭はスポーツ刈りで体つきもスポーツマンタイプである。 何人この男から暴力を受けて来た事か。 「お前は確か白河雅、か。またお前か。貴様よく反抗するな」 「いいえ。これが私なんです。先生にもいるでしょ?生理的に無理な人」 「貴様……後でクラスBに来るんだ!わかったな?あぁ!?」 中村は顔を赤くしてひどく憤慨した様子でそう怒鳴った。
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