Centipede

1/1
前へ
/12ページ
次へ

Centipede

  冗談なんだろ 受け入れられないよ 抜けさせてくれ 異音を検出したけど 気づかないふりをしたいんだ   破滅的な時代の歴史的瞬間なんだろうな みんなため息を回避するけど 今日もゲームが続くなんて誰が言ったんだ   重力の2倍の速度で 自身の非道にすり切れていく 僕は不一致を吸い込んで 狂気を吐き出している 僕は無限の中に捕らえられて 3人組を見失ってしまった 骸骨の永遠みたいに 終焉を見つめてる   これが僕の精一杯のはず 言葉はまだ一つも約束されない 毎日ラインを選んでみるけど きっとまた同じなんだろうな   これもきっと永遠に続くとかいうたぐいのもの 僕の頭の中でとげになってる でも今日もゲームが続くなんて誰が言ったんだ   95年12月 稲穂の揺れる下に 隠された排水溝の窪み でも落ち込んじゃだめだ 汚れを落とさなきゃ 多分君の笑ってるそれが 君を弱々しくしてるんだ   重力の2倍の速度で 自身の非道にすり切れていく 僕は不一致を吸い込んで 狂気を吐き出している 僕は無限の中に捕らえられて 3人組を見失ってしまった 骸骨の永遠みたいに 終焉を見つめてる
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

116人が本棚に入れています
本棚に追加