きみに贈る言葉

3/3
前へ
/26ページ
次へ
いつから独りだったのだろう そんなことも忘れてた。 世界はわたしが中心じゃなかった。 わたしの世界はなかった。 人は皆、わたしを人とおもってなかった。 絶望を味わってたわたしにあの人は言ってくれた。 「きみはボクが守るよ。」 あれは、満月に照らされていた8月だった。
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加