コボレルモノ

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コボレルモノ

私から零れていくもの。 何が零れたのかわからないうちに、次々に零れていく何か。 零れた水は元に戻らないとはいうものの。 零れた事すらわからないならそれはそれで幸せなのかも知れない。 なくしたくなかった、その気持ちすらも零れていくのだから。
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