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「ねぇねぇ!あんたはそんな事より聞く事があるでしょ」 山口が窓ガラスを割った事は反省してない態度で部屋に上がり込み少女に迫る。 「あ……あの、その」 「よくみると結構可愛いじゃない」 少女は竦み上がってしまっているが、山口が頭を撫でたりして落ち着ける。 「ねぇねぇ!今の窓ガラスのどうやったの?明らかに不自然な落ち方だったよ」 山口は肩を揺すりながら期待しながら聞こうとする。 「わ、私……信じて貰えないかもしれないんですが……あの…………なんです」 不安げに言いながら呟くが肝心な所が聞こえない。
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