†愛の終末

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僕は、はっきり聞こえた気がする。 牡丹の声が。 その日を境に、僕の周りの不可解な事件は起きなくなった、 結局なんだったのかわからず終い。 あんなことをするんだから。きっと変質者なんだ…………… いや 僕も変質者かもしれない。 花に恋をする男なんて。 牡丹………… 愛してる、 僕はずっと持っていた牡丹の花びらを空に投げ出した。 牡丹は美しく風に舞いながら、遠くへ消えていった final end
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