†花

2/3
28人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
とても優しい手つき そっと撫でてくれる。 いつも彼が一方的に喋りかけ、私は静かに聞いているだけ、 「今日はテストで疲れたよ~。」 「もうすぐ雪の季節だなぁ……」 私はずーっと彼を見つめる そぅいえば、私は彼の名前を知らない 彼も私のナマエを知らないだろう……
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!