あかね*No.1 美少年

7/10
前へ
/410ページ
次へ
いそいそと お茶を淹れ、同僚たちを 掻き分ける。 「谷口さん、お茶を…」 手がふるえ、カップがカタカタする。 とまれっ とまれっ! 心の中で祈る。 谷口さんは 「ありがとう。」 といい、お茶を飲んだ。 「おいしいね^^」 笑いかける笑顔は きっと世界一。 でも、 気のせいかな? 一瞬嫌な顔しなかった?? 気のせいだろうな。 あたし、マイナス思考だし! あたしは珍しくうきうきしながら一日を終えた。
/410ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3040人が本棚に入れています
本棚に追加