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少年が来るようになってからあたしは
うつ症状がでなくなっていた。
仕事もやる気でてきたし
死にたい気持ちもなくなった。
「おはようございます」
いつもより少し大きい声で会社に入る。
「ねぇ…明石さん最近かわったよね…」
「やっぱ恋しちゃったんじゃない?谷口くんにぃ☆笑」
「げ。やめてくださいよ笑」
谷口さんもといアユムが同僚達となにか話してるけど、聞こえない。
でも気にならない。
アユムはあたしに甘い生活を届けにきたんだから。
…あとで…
作ってきたお弁当渡そう…!
少年に褒められた料理で同僚に差を付けてやるんだ☆
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