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「……お休みの日に………おじゃまして………」
『……ん……』
苦虫を噛み潰したような顔とでも言うのだろうか……美空のお父さんは、口数も少なく………リビングの時計の秒針の音だけが大きく聴こえた
『はい、どうぞ』
そんな沈黙を破ったのは、コーヒーを運んできた真知子さんの声
今の俺には、天使の声に聴こえた
《ありがと♪》
そして、愛する美空の声
よし…………………
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