。+゚賢者の石vsイノセンス゚+。

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アレン「今度は石柱が出現した?」 エド「もらいっ!」 アレンが体制を崩している間にエドは素早く間合いを積め長刀でアレンに斬りかかる。 アレン「クラウン・クラウン!!」 しかし白いコートが盾代わりになり攻撃を防いだ。 エドが攻撃し終えた隙にアレンが左足で回し蹴りを繰り出す。 アレン「はぁっ!」 エド「クッ・・・・・」 ――ガキィィィィイン―― アレン「!?(金属音?)」 アレンの蹴りはエドの右肩にヒットしエドは五メートルほど吹き飛ばされた。 エド「長刀で斬れないってどんなコートだよ。」 アレン「君の右肩、ずいぶん固いんですね。」 エド「前にも言ったけど、特別製でね!」 ――パンっ☆―― ――バシィィィィ―― アレン「!?・・・・・」 エドは再び両手で和を作り砂の地面に手を置く。 しかしさっきのように何かが出てくるのかと思えば何も変化はない。 アレン「どうしました?何も出ませんが?」 エド「ポンポン出すだけが俺の力じゃねぇんだよ。」 ――ズズズズ―― アレンが困惑していると足元に変化が現れた。 砂状になっていた地面がアレンを中心に砂地獄のようになっている。 アレン「Σなっ!?」 既に膝から下が砂に飲まれてしまったアレンはキッとエドを睨み付ける。 アレン「これは君の仕業ですか?」 エド「さっきの錬成でアンタの回りの砂を他よりも細かい砂に再構築した。」 アレン「・・・・再構築!?」 エド「よくあるだろ?鍋にポップコーンの種を入れて蓋をしてよく振ると出来上がったポップコーンが現れるマジック。原理はあれと同じさ他よりも細かい物は大きなものの下へ下へと落ちる習性がある。今起きてる現象はそれさ。」 .
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