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煌「今日の予定は?」
お姉様も唐突さ加減は健在だ。
亜「あ、えっと、今日は何もない日なんでゆっくりしようかと」
今日こそぐっすり眠らなきゃ。
またさっきみたいに別世界にいってしまう…。
するとお姉様は、細い腕を翻し腕時計を見るといきなりブランドものの鞄の中から携帯を取り出した。
亜「時間ですか!?」
仕事かな。まだ十五分くらいしか経ってないけど…。
そして私の言葉は物の見事にスルーされ電話をかけだした。
煌「…あ、今いい?…あのね、今日お願いしたいんだけど。……いや、私じゃなくて、義理の妹が。……そうそう。うん。話してたやつ、それよろしく…」
ちょっと義理の妹って…認められてたんだ。
段々と嬉しさが込み上げてきて感動しちゃうじゃない。
煌「はい。じゃあまた。…うん。はいはーい」
でも…話してたやつって…なんだろ。
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